PASSION大会への想い

“裏選手権”実行委員会【写真左から】

アドバイザー 福富 信也
/発起人・プロデューサー 中村 篤次郎
実行委員長 脇田 英人
/アドバイザー 渡邉 俊介

挑戦し続ける大人たちへ

「できれば皆さんとはお会いしたくありません」

冗談ではなく本心です。
なぜならば皆さんにはこの大会ではなく、日本サッカー協会が主催する

「全日本O-40サッカー大会」

に出場してほしい、と心から願っているからです。

かつては私も石川県代表選手としてその大会を目指していました。年始から現役プロサッカー選手らと沖縄で自主トレに励んだり、業務の合間にトレーニングを行ったり、食生活にも気を付けたり。でも、人生の目標としていた全国への扉は厚く、結局一度も出場は叶いませんでした。

47都道府県あって40歳以上の選手が、登録されているだけで1,276チーム、39,588人いても全国大会への出場枠はわずか16チーム、約250人。

真剣に遊んでいるからこそ敗退すれば当然悔しいし、入れ込んでいた分その反動も大きく、抜け殻になってしまうことだってあります、実際私はそうでした。
そこで考えたのです、だったら自分で大会を作ってしまえば良い、と。
JFA主催大会と同日程、プレイヤーズファースト、翌年度再び全国を目指すための新チームとしての最初の一歩。
大人たちが真剣に遊ぶ場、その環境を提供することがひいてはアマチュアサッカー界の発展にも繋がりますし、子供たちに対しても夢を持ち続けることの大切さをまさに身をもって伝えることができます。
こうした想いに共感してくれた大切な仲間と全国シニアサッカー選手権、通称「裏選手権」は復興支援も兼ねて開催されることになったのです。

裏選手権の実行委員会メンバーは4人全員本業を持ち、すべて手弁当、ボランティアでこの業務に臨んでいます。それでもメンバーは先に述べたように、プレイヤーズファーストを徹底し、できうる限り大会のクォリティを高く保ち続け、皆さんが「二番目に」憧れ、目標として頂ける大会にしようと奮闘しています。

ニューノーマルと呼ばれる時代。
何かを諦めることは簡単です。勿論、慎重にコトを進めることだって、とてもとても大切なことです。
でも最初から諦めたり、できない理由を探したり、できうる努力や工夫や準備をしないことは思考の放棄、未来への挑戦をもやめてしまう事なのではないでしょうか。

サッカーを愛する選手・スタッフの皆さん。
理念に共感してご支援下さっている企業の皆さん。
目標となる大会を継続してくれているJFAと各都道府県サッカー協会の方々。
実行委員をはじめとするサポートメンバーの面々。
そして、いい歳をしたおじさんが真剣に遊ぶことを理解して送り出してくれるご家族と職場の方々。

本当に、本当にたくさんの人の協力があってこそ、こうした大会が開催されるのです。
参加ができるのです。
サッカーのチカラは決して万能ではありません。がしかし、ひとりひとりの想いやチカラが結集されれば、世の中に対しても少なくない影響を与えることができると信じています。

皆さんと大会でお会いできないことを願っています。
が、ファーストミッションを達成できなかった悔しい想いをぶつけるために。
再び前を向いてリスタートして頂くためにこの大会に参加して下さるのであればそれは我々にとってこの上ない喜びです。

最後になりましたが、私が全国大会を目指すきっかけ、この大会をつくるヒントを与えてくれた天国にいるアマチュアフットボーラー、林茂さんに敬意と感謝を捧げつつ、挨拶に代えさせて頂きます。

感謝。

発起人・プロデューサー
中村 篤次郎